爽筑会 2011年度 第3回 行事案内 (10月22日 土曜日)
《 藤原京址、飛鳥資料館、安倍文殊院/磐余の猷 約13km 》
■コース概略 :
近鉄大和八木駅(集合) →(下ツ道)→ おふさ観音 → 藤原京資料室 → 藤原京址 →大官大寺址→ 飛鳥資料館
→(磐余の道)→ 山田寺址 →(磐余の道)→ 安倍文殊院 → 近鉄桜井駅 …(近鉄電車)… 近鉄鶴橋駅(解散)
千三百年前に古代国家形成の舞台となった地へタイムスリップする猷です。
秋の一日、コスモス満開の大和路をのんびりと歩きましょう。
(1)大和八木駅から、「下ツ道」と呼ばれた古代の道を通って「藤原京」へ。
「下ツ道」は、奈良時代には飛鳥・藤原京と平城京をまっすぐ繋ぐ大道として盛んに利用された古代の幹線道路。
「藤原京」は大和三山に囲まれ、日本で最初の都城制に基づく本格的な都市、この地で、政治の基本となる大宝
律令が制定され、天皇中心の律令国家が完成されました。
万葉集に歌われた藤原宮
「春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣乾したり 天の香久山」
持統天皇が大和三山の一つ、香久山の初夏を詠んだその場所こそ、まさしく「藤原宮」でした。
(2) 「藤原京」から、「磐余の道(山田道)」と呼ばれた古代の道を通って桜井駅へ
「磐余(いわれ)の道」は、古くから桜井から飛鳥へと至る道として開け、大化の改新の道でもあります。
猷(みち)の途中には、飛鳥資料館、大化の改新の功労者・蘇我倉山田石川麻呂ゆかりの山田寺址、陰陽師・安倍
晴明ゆかりの安倍文殊院など見どころも多くあります。
なお、帰りを急がれる方は、飛鳥資料館からバスに乗車し、桜井駅まで直行も可能です。
■集合場所・集合時刻 : 近鉄大和八木駅 改札口、 10:30集合
(参考) 大阪(9:32)…JR環状線…(9:47)鶴橋(9:55)…近鉄大阪線急行…(10:25)大和八木
■参加申込先 :岸本 哲司 (昭40、 爽筑会世話役)